コーヒー豆の包装について

当店のコーヒー豆の包装には、「コーヒー用エージレス」を使用しています。

私たちが「コーヒー用エージレス」を利用する理由は次の通りです。

焙煎したてのコーヒーは、その後しばらくの間、二酸化炭素を発生し続けます。そのため密閉保存できないとされており、その代わりにバルブ付きの保存袋がよく使われています。バルブ付きの保存袋は、非常に有効なものではありますが、完全密閉できているわけではありません。

コーヒー用エージレス」は、酸素とその10倍の二酸化炭素を吸収します。そのため、焙煎したてのコーヒー豆と一緒に封入すると、コーヒー豆から発生する二酸化炭素を吸収するため、完全に密閉しても膨らんだり破裂することがありません。

また、コーヒー豆は焙煎直後から酸化が始まり風味の劣化が始まります。「コーヒー用エージレス」は、その原因となる酸素をも吸収します。

酸素と二酸化炭素を完全に吸収したとすると、残る気体はほぼ窒素のみとなります。窒素は食品保存に最適の不活性ガスです。つまり、「コーヒー用エージレス」を封入・密閉することで、窒素充填法と同じ効果が期待でき、長期間の保存が可能となります。

当店のコーヒー豆(豆のままの状態に限ります)の賞味期限は、焙煎日より半年間です。未開封であれば、その期間は、風味の劣化なく美味しくお飲みいただけます。

なお、酸素・二酸化炭素を吸収した後は、内圧が減少するため、あたかも真空パックしたかのようになりますが、品質に問題はありません。

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