説明
Peru / Mango Pampa / Washed
ペルー マンゴーパンパ農園/ウォッシュド
マンゴー・パンパ農園への道中では、典型的なアンデスの風景を通り過ぎます。 寒くて風の強い山の頂上にはほとんど植生がありません。 羊毛のマントと靴下をかぶり、帽子をかぶって羊や山羊の群れと一緒に歩いている人々を目にします。 目の前の山脈には雪の山頂も見えます。 こんなところにコーヒーノキがあるとは想像しがたいです。 荒涼とした平原はゆっくりと緑と緑豊かな丘に変わり、そこでコーヒーが育ちますが、それでも海抜2,200〜2,400メートルという驚異的な標高にあります。
信じがたい標高で栽培されたコーヒーは、恐らくその気候・土壌の影響を強く受け、ワインでいうテロワールを強く反映されていることでしょう。
マンゴー・パンパ農園は、マルコス・オレラナさんとその妻の二人で営むたった6ヘクタールの小規模農園です。コーヒーと共に自家消費用の様々な農産物を栽培していますが、コーヒーが家族の主な収入になっています。
2021/22年のロットでは、トロリとしたマウスフィールと強い甘味がトロピカルフルーツを思わせる風味でした。その素晴らしさに感動して、2022/23年のロットも仕入れました。しかし、コロナ禍・ウクライナ情勢・円安などの社会情勢もあり、コーヒー生豆の価格は急上昇、仕入れ単価は前年の1.5倍となりました。
しかし、価格高騰も今年のマンゴー・パンパの風味を味わえば全て納得できるものでしょう。黄桃、熟したプラム、マンゴー、ローズ、フラワリー。ジューシー、そしてスイート。前年ほどのトロピカル感はありませんが、より若々しく活き活きとした印象が本当に素晴らしいです。
また、来年のロットも仕入れたいと思います。
Processing | Washed sundried |
Variety | Typica (90%), Bourbon (10%) |
Elevation | 2,290m |
Roast Degree | <whole bean> Agtron Gourmet Scale : 76 Light ( SCAA ) <ground> Agtron Gourmet Scale : 93 Extreamly light ( SCAA ) |
Roasted by | Diedrich IR-2.5 |